2017年4月18日

三菱一号館美術館「オルセーのナビ派展」感想

  • 三菱一号館美術館「オルセーのナビ派展」へ行ってきました。

    “フランス近代美術の殿堂オルセー美術館が誇る「ナビ派」コレクションを一堂に。”

    ヴュイヤール、ドニ、ボナールなど、ゴーギャンの影響を受けたと言われる「ナビ派」画家の作品を展示。
    平面である事と装飾性を重視し、また、具象と抽象の両立を目指すもの。

    気づき・学び

    • 装飾性 というよりも「色彩」の方がしっくり来るかも。
      “絵画作品とは、裸婦とか、戦場の馬とか、その他何らかの逸話的なものである前に、本質的に、ある一定の秩序のもとに集められた色彩によって覆われた平坦な表面である。” by ドニ。
      同感です。
      勘違いしてはいけないのが “何らかの逸話的なものである前に” である事。あくまでベースの話。
      平面デザインなんてまさにですね。
    • 色彩だけでもディテールを感じる事はある。
      色が置かれているだけで、その形に見える。
      チープさとの境界が分からないと言いますか、何ですかね… 不思議な感覚に陥りますね。
      それを大物・ブランドとして既に認識しているからかもしれない。
      アナログ画にはストロークがあるからかもしれない。
      厳密には色の階調が多い事もあるかもしれない。
      これが完璧なベタ塗り2Dグラフィックだったらどうなのだろうか。
    • 油彩の肖像画なども凄い。
      やはり基本が出来る上での “型破り” ですね。
    • あえてのアンバランス・不均等。
      不安や揺らぐ空気感を表現するために、あえて均等にオブジェクトを置かない。
      特に食事の絵が面白かったです。
      長方形の食卓に3人が座り、通常であれば左右と中央に座っているであろう所が、中央の人物が右寄りで、左側の人物との距離感が遠い。テーブル上の物の配置も同様。
      とても緻密。
      テクニックですね。
    • 大胆さ。
      寝ている子どもの頭上の十字架の上部を欠けさせてしまうなど。
      まずそこに目が行く。「T?なんだろう?」と。
      欠けた物の意味を想像してしまう… 凄いインパクト。
      ここまでやるか〜と思いました。
      振り切ってますね。
    • グラン・ブーケ – 色彩の美しさ。
      サイズが大きく、この絵だけ暗室でライトアップな事もありますが、目に入った色がまず美しく、思わず声を出しそうになりました。
      パステル画で明るいという事もあるとは思いますし、私が花が好きだからかもしれませんが。
      やはりパステルはいいですね。明るく華やかに出来ますね。
      また看板か何かを描きたくなります。(以前、ファーストフード店の看板を描いていまして)


    ポール・ゴーギャン(ゴーガン)“「黄色いキリスト」のある自画像“
    Wikipediaより拝借(パブリックドメイン/Photography and original upload by Rv at fr.wikipedia)

    写真OKだったかも… 展示会へ行った際はダメ元で必ず確認しましょう。

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