2017年1月10日

デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法

  • 「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」へ行ってきました。

    ▼展示物(デザイン解剖対象)
    以下の市場背景・コンセプト、ネーミング、パッケージデザイン、中身などの分析・展示。
    ・きのこの山
    ・板チョコ
    ・エッセルスーパーカップ
    ・ブルガリアヨーグルト
    ・おいしい牛乳

    ▼学び・感じた事
    以下はサイトデザイン、パッケージデザインなど、媒体に関わらず
    共通して重要な事だと改めて思いました。
    ・ネーミングにこそ独自性。競合製品に対して逆張り。
    ・今あるものを活かす。効率よく派生させる。
    ・探させない。迷わせない。誘導。
    ・シンプルに。基本は必要最低限。
    (食料品は必ず印刷が絡む事が大きな要因ではある)

    ▼詳細
    ◎構図・配色など、やはりデザインは基礎・理論に基づいて作成されている。
    ・パッケージの絵柄の要素配置が三分割構図。
    ・「あけくち」などの重要要素は背景に対して補色である。
    ・配色は商品イメージ+コーポレートカラー(明治の場合は赤)
    ・表面の構成要素は基本的には3要素程度のみ(タイトル・イメージ・背景)
    など

    ◎商品を開けるまで誘導する工夫
    ・「あけくち」までを繋がったデザインとするなど。

    ◎テキストサイズは展示商品全て、細かな説明文であっても最小8ptは保持されている。
    (規定がある事が理由の一つではある)
    ・読ませたい文章のテキストは14pt。

    ◎とにかく無駄がない。
    ・表の記載情報は最小限であり、時代と共にどんどん削ぎ落としていっている。
    ・細かな説明などは全て裏面。
    ・記載事項にダブりなし。

    ◎製造効率も商品開発のキーとなっている。
    ・きのこの山は、アポロ(同様に形状が三角錐)の製造設備を使い回す前提があって生まれた。

    ◎店頭での陳列・消費者の使用状況を要件として製造している。
    ・箱型であれば、平起きだけでなく縦置きも想定。
    ・どの面を見てもひと目で商品を特定出来る記載内容。
    ・板チョコであれば、おいしく、食べやすい、理想的な割れ方を追求。

    ◎基本はシンプル
    ・それがMeijiのチョコレート菓子だと分かればOK。
    ・スーパーなどで競合製品と並んだ際、それがMeijiの物だと分かればOK。

    ◎最終的には脳の働きまで考慮されている。
    ・右脳=感覚的思考、左脳=論理的思考。
    右利きの人が利き手を使用する際には左脳の動きが活発になる。
    →多くの人は右手で商品を取る
    →右手で隠れない左側面に商品の説明要素を記載する

    ◎軸はブラさず、時代や市場と共に変化
    ・どの商品も一貫して基本的なデザインや色の変更はなし。
    ・「ロゴタイプの角を丸くする」「商品写真の角度を変える・個数を変える」など。
    ・競合の発生時に「おいしさUP」などを追記するなど。

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